前回のサンセバスチャンのブログつながりで
今日はバスク地方のお酒をご紹介。
Licor de Mandragora
(リコール デ マンドラゴラ)
こちらのお酒、マンドラゴラ(マンドレーク)という、古くから薬草として使われている
植物で造ったお酒
別名
"魔女のお酒"
原料のマンドラゴラ、薬草としてだけでなく、魔術や錬金術にも用いられて、
マンドラゴラを引き抜こうとすると、植物自体が悲鳴を上げ、その悲鳴をはっきりと聞いたものは、発狂して死んでしまう。という伝説まである何ともミステリアスな植物
これだけでも、魔女のお酒と言われるには十分だと思いますが、他にも小話が。
前にブログでも書きましたが、バスク地方のナバーラ
(州的にはナバーラ州ですがバスク地方なのです)
にある人口300人弱の魔女伝説が伝わる村、
(スガラムルディ)
魔女達は土曜日の夜、一つの場所に集い、
"AKELARRE"
マンドラゴラのボトルにはこんな事が書いてありました
"Utilizaban las Brujas para sus vuelos en las noches de AKELARRE"
魔女達はアケラレに"飛んで"行くためにこのお酒を使っていました。
というのもこのお酒、アルコール度数45度とかなり高め。
魔女達も飛んでしまうほど強いお酒。という事です。
皆さんご存知ハリーポッターやスペインのファンタジー映画パンズ・ラビリンス
などにもこの植物登場しているそうです。
なんかぞくぞくしてしまうミステリアスなお酒。
皆さんもAKELARREに向かう際には、マンドラゴラを飲むのを忘れないように!笑






















